最近コロナで休校になったりしていますが、当塾の生徒で様々な理由で学校に行けなくなってしまった生徒が何人かいます。現在高3が卒業して90名そこそこなのでそれが割合的に多いのか少ないのかはわかりませんが、、
その学校に中々行けない子たちの親御さんと話していて「昼間に塾を開けますので勉強を見ます」となりました。
ただ1ヶ月以上悩んだのですが、
「昼間塾で勉強して、塾の居心地が良く、学校へさらに足が遠のくのではないか。」という葛藤がありました。
学校に行くのがベストであることは明白で、一方で勉強が遅れていくのも心配という親御さんのお気持ちも理解できます。
正解は無いのでしょうが、「学校よりも塾が楽しい」とならないように気を付けながらやってきました。
ただ、学校に足が向かない理由として「勉強がわからな過ぎて学校に行きたくない」という側面もあったので、勉強のサポートをしながら「学校に戻るためにそのときそのときの最善策を選択する」ように心がけてきました。
そしてこれは声を大にして言いたいのですが、学校に行けなくなった子どもたちを集めるために書いているのではありません。これも中々の労力や人件費がかかり、正直学校に行けなくなる前に塾に通って頂いていた生徒だからできていることだと痛感します。これもご縁があった方々に恩返しの気持ちで頑張っているだけなので営業のために書いているのでは断じてありません。
「誇らしいこと」とタイトルに書きましたが、現在講師が19名いまして、そのうち13名が当塾の卒業生です(約70%ほど)。つまりは私が教えてきた生徒たちが現在講師をやってくれています。彼らが学校に行けなくなった生徒のために、
【大学の授業が無い日の昼間に出勤して生徒を楽しませながら勉強を教えている姿】
【朝、中学校まで付き添って送って行ってあげている姿】
【気づいたことを親御さんへ連絡してくれている姿】
を見て、日々感動と誇らしい気持ちでいっぱいです。この状況を何とか学校へ通える状態にもっていけるようこれからも努力していきたいと思います。
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